子ども達への仕掛け🍉夏🍉編 パート1

ある日の朝の出来事。事務所の前に、何やら怪しい物が・・・

早速見つけたのはひまわり組のお友達✨

「せんせい、これなに?」

『なんだろうね~?早番のお掃除のときに廊下に落ちてたんだけど・・・葉っぱかな?と思ったんだけど、ちょっと違うかな?とも思ってて、、、皆だったら知ってるかな?と思って置いてみたんだけど、、、何だか知ってるー?』

「これ、セミのはねだって!!」(ドキッ💦すぐにわかってしまった💦W)

「ちがうよ?とんぼじゃない?」(おっ!!対抗馬の出現!)

「え?トンボはもっとほそいよ!もようはいっしょみたいだけど・・た、ぶ、ん、ちがうよ。とんぼじゃない」(おぉ~説得力あるなぁ・・・)

『虫の羽なのかもしれないんだねー!!先生もトンボの羽か、セミの羽かどっちか知りたいから、もし、分かった時には教えてもらってもいい~?』

「わかった!!!」

ここから、ひまわり組さん(全員ではなく興味のある子が)図鑑を出してこの物の正体を知ろうと一生懸命になります。しばらくすると答えが出たようで、また私の所へ帰ってきました。

「せんせい。やっぱりセミだったよ」

「トンボはね、ほそいはねだった。だからぼくもセミだとおもう」

答えを出した子ども達。セミと言っていた子は確信を持ち、トンボと言っていた子は、トンボとセミの羽の違いを知り、お友達の意見を受け入れる事が出来ていました。

間違う事は決して悪いことではなく、新しいことを知るチャンスでもあります。

この経験が子ども達のちょっとした力に、なるといいなと思います。

調べる事、違いを知る事、相手の意見を受け入れる事、間違っても大丈夫!という事。わざわさ教えなくても、遊びの中、生活の中にそういう体験が転がっているのかもしれません🎵