段々と、朝夕の気温も下がり、日中も過ごしやすい気候になってきました♪
園の周辺は田んぼの稲が色づき、稲穂が風にゆられてさらさらと揺れる音や、稲を刈った後のワラの香りからも秋の訪れが感じられます。
子ども達にも、この豊かな自然を感じてほしいと思い、今日は園外散歩に出かけてきました♪
肩から水筒を下げ、スタンプラリーカードをもって出発です♪
★かかし
★お米
★トンボ
★バッタ
★マリーゴールド
★すずめ
の6つの物を探しながらのお出かけがスタートしました♪
すると・・・早速何か見つけた様子の子ども達・・・
「これおはなといっしょだー!」
「ほんとだー!」
「きいろいはなはココにあったよ~」
とお友達同士で教えあいながらシールを貼る姿が見られました。
そしてすぐそばには・・・
「とんぼだー!!」
「せんせい!トンボもみつけたよ~!」
「シールはろう♪」
「ここだよね?」
「うんそうだよ」
ここでもお友達の関わりが見られました。
さあ、ここからは、道路に出て秋探しを行います。事前に道路での約束事をしていた子ども達ですので
★飛び出さない
★走らない
★先生と一緒に
のお約束をきちんと守って、道路を歩くことが出来ていました。
農道に出ると、自分たちの興味のあるものを求めて、自由に過ごします♪最初に見つけたのは・・・
お米、稲です。
「おこめだ!」
「まだおこめじゃないよ!」
「おこめになるとちゅうだよ!」
「まだそだってるとちゅうなんだよね」
と子供たちなりに解釈していました♪
「さわったら、だめだよ💦」「だいじなおこめだから」
と収穫前の稲を大切に思う気持ちも育っていたようでした。
農道をしばらく進んでいくと・・・
こども園ではみられない種類の【クモ】や
「かたつむりー!!!」
という声の方を見ると【タニシ】を発見。
そしてそして・・・次に目についたのは・・
「せんせい、これなに??」
『なんだと思う~?』
「き!だね!き!」
『そうだよね。木だよね!何に使うんだろうね~?』
「バーベキューのときにつかうんじゃない!?」
「ひをつけるんじゃない?」
「ながいから、なにかとるの?」
『皆、木の使い方、いろんなこと知ってるね!この木を使ってる田んぼがないか探してみよう!』
「うん!でも、かかしもさがさないといけないよ?」
「かかし、とおくもみてもみえないよ」
「いないんじゃない?」
と、諦めモードも子ども達。この田んぼには1体もかかしはいませんでした!!
どこかでかかしを見たことがあるような・・・・・
子ども達が思い出してくれることを少し待ってみようと思います!!
さて、園への帰り道♪空を見てみると澄んでいてとてもきれいでした♪
「おにがのるくもみたい!」
「おには、くもにのってるんだよ!!」
「バンバンにみえるね!」
「ワニに見える~」
「ようかいみたいだよ~」
『ハートの雲発見!!』
「えーどこどこ??」
「ほんとだ!」
「どれー??」
自然豊かな環境が近くにあることに感謝しながら、子ども達と一緒に自然の大切さを感じたり、考えたり。
自然の中で過ごし、たくさんの本物に触れる経験をさせてあげたいなと思います。
今日の園外保育だけでも、自然との関わりや、規範意識の芽生えなど様々な育ちがみられていますが、そこから子ども達がどんなことを考え、工夫し、更にどんな育ちにつながっていくのか。保護者の皆様とも共有していきながら、一緒に子ども達の成長を見守っていきたいなと思っています♪